【THE SPECIALIST】 消防士 渡邊勝己(わたなべ・かつみ)さん 1月12日OA分 |
2012 01.12 Thu |

毎月1つの職業にフォーカス!
その分野に特化した、優れた人物に1ヶ月間 登場して頂く、【THE SPECIALIST】
今月1月は・・・
「火の用心 マッチ1本 火事の元」 火災が 発生しやすい、空気が乾燥する、この季節。
今月は、 消防士 の 方 を スタジオにお招きし、その仕事に迫ります。
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お話をお伺いするのは・・・
名古屋市消防局 消防指令 渡邊勝己(わたなべ・かつみ) さん
消防士になられて、今年で 27年目 という 消防に関する スペシャリストです。
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Q : まずは、 消防士さんの 一日の過ごし方を、聞きたいんですけど・・・ どんなスケジュールなんでしょうか?の お仕事内容 を 教えて下さい。
渡邊さん)
消防官の多くは、交代勤務。 これは24時間で1回の勤務。そのあと、24時間の非番があります。 (まとめと働いて、まとめて休む、というスタイルです) 主に、午前8時45分に出勤して、翌日の8時45分まで勤務します。 朝、交代の儀式をしてから、 車両等の点検やミーティング(1日のスケジュールや連絡事項の共有)をはじめ、 ストレッチや体力錬成を行って、そのあと、それぞれの担当(事務や訓練など)に別れ、 午後10時以降からの夜間は、交代で、仮眠をとりながら、 午前8時45分まで、勤務に就く・・・というのが流れです。
Q : 意外に?デスクワークが多い、ともお聞きしたのですが・・・
渡邊さん)
指令を受けて出動・・・という仕事があるんですが、 そういった指令が無い時には、デスクで、 火災調査の報告書を書いたり、訓練計画を立てたり・・・などの勤務管理という デスクワークがあります。
Q : 初めて、火災の現場に出動したのは?
渡邊さん)
23歳の時です。 熱いし、前は見えないし、 「このまま帰ってこれるのか・・・」という恐怖感は、正直、ありました。
Q : 消防士という仕事をする上で、大切にしている事は?
渡邊さん)
いつ現場に行ってもいいように・・・「体力を維持すること」 いつでも「 “大人2人”ぐらいをかかえて逃げる体力」は、常にあるように、鍛えています。 例えば、自分の体力の2倍はあるバーベルを持ち上げたりするトレーニングは、 自分なりに継続してやっています。
私は、今、事務的な仕事を主に、担当していますが、 大きな災害が起きた場合には、“全員態勢”で救助作業にあたりますので・・・ いつ何時でも、動けるように・・・と、心がけています。
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最後に消防に関する「お知らせ」です
火災は、「ついうっかり」で発生してしまいます。
例えば、タバコの小さな火種を布団に落としたり、 ストーブと寝具が接触してくすぶった後に、火災が発生します。
火災の発生を防ぐためには、 部屋の整理整頓と火災の発生の煙をいち早く知らせる「住宅用火災警報器」を付けてください。
火災から命を守る為には、 火災を発生させない。火災が発生した場合には、早い発見こそが、命を救います。
初期消火をする場合には、炎が天井に至る前には、避難して下さい。
 はしご車!
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名古屋市の消防に関する情報など、詳しくは ・・・ コチラから♪♪♪
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by スタッフ | TIME 21:10|コメント(0)|カテゴリー:THE SPECIALIST
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