8月7日【SAFE YOUR FUTURE】もし、海や川にいるときに、大きな地震が起きたら? |
2012 08.07 Tue |
昨年3月11日に起こった「東日本大震災」を忘れない為に、 そして、今後 起こるであろう地震に備える為に、 “今 自分達にできること”を 皆さんと一緒に考えていくコーナー「SAFE YOUR FUTURE」。
暑い日が続く8月、夏休みで海や川に出かける方も多いでしょう。 今年も全国各地で水難事故が発生している、というニュースを 耳にしている方も多いと思います。
そして、昨年の東日本大震災以降、海や川で不安になることと言えば、 地震による「津波」。
「もし、海や川にいるときに、大きな地震が起きたら?」 今日はそういった事態に備え、 水辺での 避難のポイントを 確認していきましょう。
まず、海岸にいる時に 強い揺れに襲われたら、 避難の指示や勧告を待つことなく、 安全な高台や避難できる場所を目指してください。
近くに高台がない場合は、3階建て以上の建物を目指し、 3階より上にあがってください。
津波は繰り返し襲ってきて、第一波の後にさらに高い波がくることもあります。 いったん波が引いても、警報や避難勧告が解除されるまで、 絶対に戻ってはいけません。
また、海水浴中の場合ですが、 監視員やライフセーバーがいる海水浴場では、指示に従って避難しましょう。
さらに、「川のそば」にいるときも注意が必要です。
津波の被害は、海岸沿いだけではありません。 津波は川をさかのぼります。
流れに沿って上流側へ避難しても津波は追いかけてくるので、 流れに対して直角方向に素早く避難してください。
また、国土交通省の中部地方整備局では、現在、 大規模な地震で襲われる可能性の高い地区を中心に、 津波への注意を呼びかける「標識」と「海抜を表示したシール」を 国道42号沿いの案内標識の支柱に取り付けています。
 標識は、「地震時 津波注意」、 シールは「ここの地盤は海抜5メートル」などと表記されていて、 熊野灘に面している三重県の尾鷲、熊野市内のおよそ30箇所で 設置作業が進められています。
今後、9月末までに、同じく三重県内の紀北、御浜、紀宝町と 松阪市の一部でも設置する予定ということで、 東海エリアの各地でも津波への注意が呼びかけられています。
ぜひ、海岸近くの地域に行く際は、意識してみてください。
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by スタッフ | TIME 21:15|コメント(0)|カテゴリー:SAFE YOUR FUTURE
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