ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び展 |
2014 07.19 Sat |

今日は清洲市はるひ美術館でやっている 「ブルーノ・ムナーリ アートのなかの遊び」展 ご紹介しましたー! 私も今週行ってきたんですがすっごく素敵でしたよ。
ムナーリは、アートのなかの遊びによって子どもたちの 発想力や想像力を育むことに力をいれたイタリアの作家。 子どもどころか大人の感性も刺激されまくりの展覧会でした。
入るといきなり最初から、廊下の壁にいろんな素材が貼ってあり、 目を閉じて素材を触りながら歩いてくださいとなっていて いつもないがしろにしてしまってる触覚がまず研ぎすまされます。
視覚を閉ざして、その手触りだけで見る世界がこんなに 鮮やかで深いなんて知らなかった! 美術展なんて目で見て楽しむものだと思い込んできている常識が いきなり覆されました。
そんな風にとにかく発想がユニークなものがずらり。 他にも例えば「旅行のための彫刻」。 紙で作られた彫刻は折り畳むことができて鞄に入れて 持ち運べるので、旅先のホテルの片隅におけば、 そこだけ美的な空間が生まれます、というものです。 彫刻は大きくて動かないものという常識がここでもガラリ。
そんな風にして見ていくと、 私たちの頭はなんて固くて「これはこういうものだ」と 色んなものを決めつけてしまっていたんだろうと気付かされます。
それから親の視点で 「あぁ、こんな風に子どもにアートを触れさせてあげたいな」 って思うものもたくさんありましたよ!
2階に上がると今度は自分たちでアートを作り出せるような場所が 用意してあったり、ムナーリの絵本もたくさん読めるようになっています。 カーペットが敷いてあり、クッションもたくさんあって子どもと一緒に楽しめました。
 帰りにムナーリが息子にはじめて贈ったという絵本を買ってきました。 中はしかけ絵本になっているのです。 右の2つは今回の特別展のパンフレット。 こんなかわいいパンフ初めて!
 ちなみに美術館の前にはこんな芝生のひろば。
とってもあたたかくて、やさしいこの美術館が大好きになりました。 9月28日まで清洲市はるひ美術館でやっているのでぜひ。
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by 空木マイカ | TIME 6:20|コメント(0)|カテゴリー:Lovely Tips |
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