義理と人情、正義の弁護士、北條先生登場!


 
月に一度の法律相談、北條弁護士の登場です。
今日は、リスナーさんからの質問にお答えいただきました。


● 一宮市 じゅんこさん から頂いた質問です。

親戚の叔父さんが亡くなった時に、私にも相続の権利があるということで、
書類にサインをしたんですが、後から借金があることを知らされました。
この場合は無効にすることはもうできないのでしょうか?


北條先生いわく、
財産があると思って、「相続します」という書類にサインした後になって
借金がたくさんあることが分かった場合、「錯誤」つまり「思い違い」だったとして、
一旦した相続は無効だと主張できるかというと、
絶対できないというのではありませんが、難しい部分があります。
「相続」というのは、財産相続のことなんですが、
配偶者とか子とか、一定の身分に関することなので、
単純に「思い違い」=「錯誤」という訳にはいかない場合とのことです。

相続というのは、死亡した人の財産上の権利や義務が
全て相続人に承継される、引き継がれるということですから、
「借金」も当然、相続され、引き継がれまがれるということです。


余談ですが、誰が相続人になるかは民法に定められています。
第1順位は、被相続人つまり亡くなった方の「子」。
「子」が無いときは、第2順位の直系尊属、つまり両親が相続人になります。
年若くしてなくなると親御さんが相続人ということがあります。
両親(やその親)が亡くなっているときは、
第3順位で、兄弟姉妹が相続人になります。
そして、これとは別に、「配偶者」つまり夫や妻は常に相続人になります。
また、「子」が孫を残して既に亡くなっていて、
おじいゃんが亡くなったという時には、そのお孫さんが、
「子」を飛び越えて−代襲(ダイシュウ)して−相続人になります。
この代襲相続は、兄弟姉妹が相続人になるときにも認められていますから、
甥・姪も代襲相続人となることもあり、
それまで全然知らなかった叔父さんの遺産相続人になって
遺産がもらえたということがあるのです。



ちなみに北條先生は「法律の石−ホウセキ−」という意味で、
「 hojolawstone@gmail.com 」というGメールアドレスを作ったそうなので、
北條先生に個人的に相談したいという方は、こちらまでメールをどうぞ。




by STAFF | DATE 7:50|コメント|カテゴリー:

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