[PEOPLE BY PEOPLE]心理カウンセラーの塚越友子先生&心理テスト |
2014 05.16 Fri |

今日は心理カウンセラーの塚越友子先生が ZIPPIEからの質問に答えてくださいました。
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番組でご紹介した心理テストも、おさらいしましょう。
◆その(1)◆
ランチの時間、一緒に食べる人がいない。 なぜか仲間はずれにされることが続いて、会社に居づらくなってきました。 さて、あなたならどうやってランチの輪に入りますか?
A、女性グループのリーダー的存在に声をかけて、仲間にいれてもらう B、女性グループのサブリーダー的存在を、仕事面でサポートしたり、会話量を増やしておく C、女性グループに入るのはあきらめ、男性社員と行く、もしくは他部署の女性社員といく
心理カウンセラー 塚越友子先生によると、一番理想的な答えは、
B 「女性グループのサブリーダー的存在を、仕事面でサポートしたり、会話量を増やしておく」
だそうです。
女性グループにもカーストがあり、 ナンバーワンの脅威になった人からランチに誘われなくなるそうです。 グループでいるときには、「場の心理」が働いて、皆ナンバーワンに逆らえませんが、 個人になると交流を持ってくれます。 そこで、個人として「ナンバー2」、もしくは「影の実力者」にあなたを “良い子”と印象付けさせて、ナンバー2からナンバー1に、 「あの子意外と良い子だから、いれてあげようよ」と言わせます。 この場合、第三者効果が働いて、ナンバー1が心理的にあなたを受け入れやすくなるそう。
A 「女性グループのリーダー的存在に声をかけて、仲間にいれてもらう」を選んだあなた、 えばりんぼなナンバーワンによる、制裁の効果が効いていると、 面白がられてさらに輪に入れてもらえなくなるとか。
そしてC「女性グループに入るのはあきらめ、男性社員と行く、もしくは他部署の女性社員といく」 を選んだあなた。 その行為がさらなる挑戦状とうけとられ、 部署もしくは職場自体を追いやられることになるので、絶対にやめた方がいいそうです。
◆その(2)◆
取引先の部長から、「食事に行こう。そしたら、契約するよ」と面倒なお誘いを受けました。 あなたならどうする? A、最後の砦は守る形で、食事に行く B、誘われる度に関係無い話で、誘いをはぐらかして、食事に行かない C、「上司も一緒に!」と巻き込んで、食事に行く
心理カウンセラー 塚越友子先生によると、一番理想的な答えは、
B 「誘われる度に関係無い話で、誘いをはぐらかす」
だそうです。
私たちは「お互いのメンツが保たれるような会話をしたい」という、 会話の暗黙のルールを常に意識しているそうです。 今回の、“食事に行く誘い”など、はっきり答えを言いたくないときには、 「ところで〜」などの接続詞を使って、話題を大胆に変え、はぐらかし続け、 相手があきらめるのを待つのがいいそうです。 そうすると、「ああ、なんとなく断ってるな」と、相手は勝手に結論づけて、 誘うのをあきらめるそう。 これが先方のメンツが保たれるので、一番マイルドで成功確率が高いやり方だとか。
A 「最後の砦は守る形で食事に行く」を選んだあなた、 上下関係があって、しかも取引先優位の関係となれば、 思っている以上に断れなくなり、面倒なことになるかもしれません。 実は食事の誘いを断れない時点で、“推論(すいろん)の誤り”という、 認知上のエラーが発生し、食事に行くとさらにこのエラーが強化され、 その先を断れなくなる可能性があるそうです。
そしてC 「「上司も一緒に!」と上司を巻き込む」、を選んだあなた。 第三者の上司を巻き込むのは実は良い作戦。 しかし相手によっては面子まるつぶれと感じる人もいるので、 まずははぐらかし続け、最終手段で投入するとよい作戦だそう。
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by ADTOM | TIME 17:00|コメント(0)|カテゴリー:-
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