The Musicを久々にオンエアーしました その2 |
2010 06.13 Sun |
続き、、、
※ユニバーサルさんのHPからロバートのブログ
THE MUSICがNME.comにて、BAND BLOGを実施中!FUJI ROCKでの体験についても語っています。
「今夜はすごく、感情を揺さぶる晩だった。
フジロックは、世界で一番のフェスティヴァルだ。ホワイト・ステージのヘッドラインをつとめて、自分たちの国から遠く離れたところで、自分たちの曲でジャンプしたり、踊ったり、叫んだりする会場いっぱいの観客をみながら、演奏するのって、本当に信じられないぐらいにすばらしい!言葉の壁や文化の違いを乗り越える俺たちにはわからない何かがある。
前回フジに出演したときー俺たち4人が今いる状態から比べると−まるで現実のことではないようだった。バンドとして振り返ると、日本に行ったときは、自分たちがいまどんな状態なのかを反映してるみたいだ。初めてのフジは、一番小さいステージ(レッド・マーキー)で午後に出演した、誰もが俺たちのことを知ってるなんて思いもしなかったし、俺たちがステージに登場して、最初から最後まで、観客が体を弾ませて楽しんでくれるなんて、思ってなかった。すべてが新しく、すべてが予想もしない経験で、俺たちはそのまま前に進んでいけるほどに若かったしね。
2005年にメインステージで演奏したときは、おそらく精神的にもっとも落ち込んでいるタイミングだったと思う。そこにいるんだけど、そこにはいないような感じ。ただやり遂げたというだけで、思い出すのが難しい。だけど、今晩のことはきっと思い出すだろう。ギグの前、俺はかなり神経質になってた、だけど、アダムが「Take The Long Road And Walk It」のイントロを引いたとたん、何かが起きた。なんだか鳥肌が立つような感覚で、外をみるとそこには、観客がまるで海のように広がっていて、突然、彼らは俺たちと一緒にいるんだって感じたんだ。新曲「Strength In Numbers」はこの晩のセットのハイライトで、とても満足することができた。たとえセカンド・アルバムが俺たちにとって、後悔を伴うものだったとしても、「Welcome To The North」や「Bleed From Within」は今夜も含めて毎晩観客とつながることのできるすばらしいものだと思ってる。
2002年にここへきて以来、フジロックに来ることは一年の中でもいつもすばらしい時間だ。スキーリゾートの山の中で開かれているからなのか、フジロックのヴァイヴは他のどの場所とも違う。初めてフジに来たとき、俺たちはそれまでに見たことのないようなものを見た。朝、丘まで走っていったとき、フェスの会場を見渡したら、緑の山々の中に大勢の人たちが集まっていて、すばらしい眺めだった。 何ものともちがうし、言葉でいい表すのは難しいけど、なんだか、ほんものの共同体のようだと思った。観客はお互いにそして、すべての出演者にたいして親切であたたかいし、すべてにおいて最高のフェスティヴァルだと思う。
バンドのバックステージのヴァイヴも全然違う、たぶんいる場所もその理由なんだと思うけど。すべての楽屋がひとつの廊下に面してあって、ドアが開いてる。Lee Scratch Perryとか、Ian BrownとかPrimal Screamとかがうろうろしてるのを見たり、誰もがみんなに話しかけられるんだ。いろんな人と交流することができるんだよ。この週末は、The Futureheadsや、The Zutonz、CSS、The Courteenersなどにも出会うことができた。みんなすばらしい人だった。みんなが同じ理由でここにいるんだ。変な感じだけど、今の音楽シーンは、こうやってバンド同士が近くにいることがいいことなのかも。
いま、東京に戻ってるところ。1日休みがあって、それからオーストラリアに向かうよ。ここも僕らがいつも大好きな場所だ。古い友人たちや、新しい何かに出会うのを楽しみにしてる。」
フジロックSET LISTは下記。
TAKE THE LONG ROAD THE SPIKE FREEDOM FIGHTERS FIRE JAG TUNE DRUGS HUMAN STRENGTH IN NUMBERS THE TRUTH IS NO WORDS WELCOME TO THE NORTH GET THROUGH IT IDLE THE PEOPLE NO WEAPON GETAWAY BLEED FROM WITHIN
2008.8.1更新
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by さわだ | DATE 7:42|コメント|カテゴリー:
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