ICL(眼内コンタクトレンズ)治療

検査から手術検査から手術

検査から手術

永田レイナさんのICL(眼内コンタクトレンズ)治療における、検査から手術までの流れをまとめました。レイナさんのICL治療を行った中京眼科では、術前の検査を入念に行います。
これからICLを検討される方はぜひ参考にしてください。

3月下旬

3月下旬

コンタクトレンズの装用中止

術前検査の日にちが決まったら、その日から逆算して、ソフトコンタクトレンズの方は約2週間、ハードコンタクトレンズの方は約3週間、装用を中止します。
これは、最も自然に近い角膜の形状に戻すための期間です。コンタクトレンズによって矯正された角膜で検眼しても、本来の視力は測定できません。矯正されていない裸眼の状態で検眼することで、その人に最適なICLを選ぶことができるのです。
レイナさんはソフトコンタクトレンズを使用していましたので、約2週間メガネでの生活となりました。

  • コンタクトレンズの装用中止
  • コンタクトレンズの装用中止

4月中旬
下旬

4月中旬
下旬

術前検査(2回)

この術前の検査の目的は以下の2点です。

  • ● ICLをできる目の状態なのかを見極めること。
  • ● ICLの適用が認められた場合、最適な度数・サイズのICLを選定するための検査データの所得(日にちを変えて2回行います)。

サイプレジン検査

サイプレジン点眼液(瞳孔を開いたり、焦点を調節する筋肉の緊張を緩めたりする点眼液)を使って、目のピント調節を行っている毛様体筋の緊張をとって正しい屈折(近視・遠視・乱視)状態を検査します。
過矯正のメガネやコンタクトレンズを使っていた人は、毛様体筋の緊張状態が続いており、その状態で検眼しても正しい視力は分かりません。
また、過矯正のICLを選択しないためにも必要な検査です。

  • 術前検査(2回)


術前検査2日目では、サイプレジン点眼液を使わず視力検査を行います。このときの検査結果が、サイプレジン点眼液を使ったときの検査結果と同じになれば、正確な裸眼視力が測れたことになり、最適なICL選定のひとつの材料となります。
サイプレジン点眼液使用時との検査結果が大きく異なっている場合は、別の日に再度検査を行います。

  • 術前検査(2回)

視野検査・眼底検査

緑内障の疑いがあるかを調べます。緑内障は、目の中の水の流れが妨げられることにより眼圧が上昇し、リスクが高まります。ICLは目の中にコンタクトレンズを入れる治療法ですので、眼内レンズにより、緑内障のリスクが高まる可能性のある方は、ICL治療ができない場合もあります。
しかし、緑内障の疑いがある方でも、その症状次第では、「ICLの適用あり」と判断されることもありますが、そのような方は、ICLの術後、定期的な緑内障の検査が重要となります。

  • 術前検査(2回)

角膜内皮細胞検査

角膜内皮細胞は、角膜の透明性に関係する細胞です。角膜内皮細胞にダメージを受けると、細胞が減少し、角膜が白く濁ったり、今後目の手術が必要になった場合、手術ができなくなることもあります。減少した角膜内皮細胞は元に戻ることはありません。
角膜内皮細胞の数を検査し、その状態によっては、ICL治療ができない場合もあります。

  • 術前検査(2回)
    術前検査(2回)

前眼部の形状検査

ICLのサイズを決めるための検査です。
ICLにはミリ単位で様々なサイズがあります。サイズが小さいと眼内で動いたり、大きいと眼内で曲がって水晶体にあたり、水晶体にダメージを与える可能性があります。
また、左右の目のバランスを観察します。例えば、左右で目の長さが違う場合、近視の度合いが違っていることが考えられます。そのような場合は、利き目に合わせてICLの度数を合わせることになります。
ICLは、乱視の矯正も可能ですので、乱視のある方には、乱視の検査も行います。中京眼科では、同じ検査でもひとつの機器に頼らず、複数のメーカーの機器を使って、平均値を出します。より正確な目のデータを揃え、その方に最適なICLを選定するための取り組みです。

術前検査(2回)

術前検査のデータを踏まえ、最後に執刀医の市川先生の診察を受けるレイナさん。ここで、レイナさんが求める視力を聞いて、職業やライフスタイルを考慮した上で、レイナさんに最適なICLを決めます。

  • 術前検査(2回)
  • 術前検査(2回)
  • 術前検査(2回)
  • 術前検査(2回)
  • 術前検査(2回)
術前検査(2回)

術前検査のデータを踏まえ、最後に執刀医の市川先生の診察を受けるレイナさん。ここで、レイナさんが求める視力を聞いて、職業やライフスタイルを考慮した上で、レイナさんに最適なICLを決めます。

5月下旬

5月下旬

手術

手術のための麻酔は、点眼麻酔と眼内麻酔(角膜を切開して中に入れる)に加え、レイナさんの場合は、笑気麻酔(亜酸化窒素と医療用酸素を混合したガスを鼻から吸入して、痛みを感じにくくリラックスした状態を作り出す麻酔)の3種類を使用しました。
手術の時間は、右目→左目の順番で行い、各10分ほど。麻酔の効き目もよく、「手術の痛みはまったくなかった。あっという間に終わった」とのこと。

  • 点眼麻酔
    点眼麻酔

3Dヘッズアップサージャリー

レイナさんの手術は、「3Dヘッズアップサージャリー」と呼ばれる術式で行われました。顕微鏡に付けられたカメラで、レイナさんの目の映像が市川先生の前に設置された大画面モニターに3Dで映し出されます。市川先生は3Dメガネをかけ、立体的でリアルな映像で手術をすすめます。
この術式のメリットは、手術室にいる全スタッフが、手術の進行を共有し、先を見越した動きで、効率的な手術が行えること。さらに、市川先生が見るモニターの輝度を上げることで、レイナさんの目を照らす顕微鏡からの光量を抑えることができます。必要以上に眩しくならないので、レイナさんもストレスを感じないでしょうし、術後の視力回復にかかる時間が短くなります。

  • 3Dヘッズアップサージャリー
    3Dヘッズアップサージャリー
  • 手術直後のレイナさん クリアになった視界に驚いていました
    手術直後のレイナさん
    クリアになった視界に驚いていました
  • 点眼麻酔
    点眼麻酔
  • 3Dヘッズアップサージャリー
    3Dヘッズアップサージャリー
  • 手術直後のレイナさん クリアになった視界に驚いていました
    手術直後のレイナさん
    クリアになった視界に驚いていました

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